社友会会員の皆さま、
皆さまのニチメン東京社友会は2006年に誕生し、今年で14歳となります。
ここで、誕生までの経緯、誕生直後の運営の苦労などを社友会発足に携わられた石原啓資氏、長谷川洋氏、倉又則夫氏、に当時を振り返ってのご寄稿をお願いしました。
ぜひともお読みください。
それは、我らの社友会が必ずしも安泰であるとは言えず、これからの社友会の在り方、そして、会員各位の結束を新たにし、会の礎をより一層強固なものにするためでもあります。さらには、新規加入を考えておられる方々に会の存在意義を理解していただくための資料としたいことでもあります。
世話人会一同の上記のような願いを込めて、編集に取組みましたので、そうした意図を汲みつつ、ご一読いただければありがたく思います。
世話人代表 奥村睦夫
ニチメン東京社友会のこれまでと、現在と、これから
「皆の、皆のための社友会」 「同じ釜のめしを食った仲間」 「袖振り合うも他生の縁」
まず、社友会の歩みを振り返りますと、
- 2006年7月13日、第一回の総会が如水会館で234名のOB,OGの参加を得て、開催されました。
- 総会に先立ち、首都圏在住の旧ニチメン社員1400名へのアンケート結果、約1000名の方々から社友会設立への賛同を得ました。うち、750名の方より参加表明をいただきましたが、最終的には2006年9月30日時点で会費を納入された570名が設立時の会員となりました。
- 設立時の世話人会は、倉又則夫、橋本春彦、長谷川洋、栗田久弥、大山弘雄、花澤和郎、浜口信恭、西村照男、高木亮一、倉持次雄、石川博保の11名で構成されていました。女性が一人もいない事にご注目ください。
- 会長は、初代が河西郁夫氏、引き続き丸山修作氏、河西良治氏、島崎京一氏と続き、現在は5代目の石原啓資氏が任についておられます。
- 第2回総会は2007年7月14日、鉄鋼会館で開催され、宴会費7000円、会費3000円の徴収がありましたが、以降宴会費の徴収は無くなっております。
- 2008年より、賀詞交換会が正月に双日㈱本社、総会が夏期に如水会館で開催されることになりました。その後、2014年からは双日㈱本社での開催に一本化されました。
- 総会などへの出席者数は、第1回総会の234名をピークに、第2回目は180名、2010年以降は、賀詞交換会が120名強、総会が130名強となり、今日まで、この水準で定着しております。
- 会員数は、2006年570名、2007年605名(男性589名、女性16名)、2020年5月28日現在で446名(男性415名、女性31名)と男性会員の減少が目立ち、女性会員が増えております。世話人の数でも、設立時の女性ゼロに対し、現在では3名となっており女性の存在が重要となっていることがわかります。
- 今後の懸念としては、高齢化による会員の減少傾向は、増々拍車がかかると思われます。
更に、入社がニチメンでも、既に双日㈱勤務が長い82~83年ニチメン入社の会員候補者には、ニチメンへの愛着が薄れ、且つニチメン社員としての同僚意識も薄れ、社友会に入るなら「双日社友会」に入会する事を優先して考える人が多くなるであろうことがあります。また、本年に65歳定年を迎えるのは、77年(昭和52年)入社の方々でニチメン勤務が27年、双日勤務が既に16年となっており、ニチメン社友会への参加を決断してくれますかどうかも不透明です。 - こうした事情に加え、会員高齢化に伴う会員としての活動の低下(新年と夏期の2回の会合への参加者減)、会員減と長寿化による会費免除などによる会費収入の減少で会の維持の為に必要な資金の不足、会運営に必要な世話人の数の確保、即ち、年2回の会合の存続、年2回の会報発行、ホームページ維持への厳しさが垣間見えております。
- 現在、ニチメン東京社友会、ニチメン大阪社友会、日商岩井社友会、双日社友会と4つの社友会が存在し、これらの統合も予想され、ニチメン社友会の存続が危惧されます。
そこで、会員皆さまへのお願いと呼びかけです。
表題に掲げましたモットー「皆の、皆のための会」、「同じ釜のめしを食った仲間」
「袖振り合うも他生の縁」を、常に念頭に置かれ、一人一人の会員の方々に、
- 社友会をより一層盛り上げることを心掛け
- 会の存続意識を高めることに努め
- 年2回の会合への出席
- ホームページや社友会会報への積極的投稿
- 囲碁、ウオーキング企画などへの積極的参加
をせつに切にお願いしたい次第でございます。
これからも、会を盛り上げ我々が仲間であることを示して楽しい会を継続してまいりましょう。 皆さまのご協力を衷心よりお願い申し上げます。
最近のコメント