“詩吟“喜寿の挑戦

キングレコード吟詠剣詩舞全国大会が、昨年9月に東京のイイノホール（飯野ビル）であり、立派な大舞台に出場してきました。
詩吟は、7５歳の秋から習い始めたのですが、その一年半後に中部地区大会があって高齢者（60歳以上）部門でなんと上位入賞を果たした。吟歴１０～20年の方々が一般的なこの世界で新参者がまさかのビックリポン、師匠からも“ビギナーズラックですよ”と言われ、吟詠者として千載一遇のチャンスとなりました。
“国破れて山河在り”等々、高校時代に出会って好きになり、その後、NHKラジオ講座”漢詩をよむ“（講師は元桜美林大学石川忠久教授）が昭和60年に始まったので、以来海外駐在時を除いて続けて聴講。中でも詩吟は、主に漢詩の七言絶句に節をつけて謡うので読み聞きだけより、遥かに楽しいし腹式呼吸なので健康にも良。大声張り上げ朝夕三吟を励んでいるところです（ご近所迷惑か・・・？）。
全国大会当日は、家内・娘引き連れ朝一で上京。会場では、元木材部の奥村睦夫さん始め数名が見に来てくれましたが、なんと吟詠者の中に元ニチメン建材と元ニチメン総務部の古谷野さん、寺井さんが出場しておられて懐かしさと共に奇遇に驚いたところです。
大会の成績結果は、入賞できず残念無念でしたが、イヤー長生きすると人生色々あるものですね。平均寿命が延びたので、喜寿を過ぎても心若々しく、五十数年前、日綿実業ビルの裏庭で各部対抗戦の剣道をした時の叫び声を思い出して、これからも楽しんで行きたいと思っております。