谷川岳(オキの耳1977m)は、一ノ倉沢などの岩場でこれまでに八百数十人が遭難死した天下に轟く「人喰い山」ですが、麓の土合からロープウエイで天神平駅(1319m)へ、駅から高低差約700mを歩けば登頂できます。
谷川岳山稜は群馬・新潟県境を成す分水嶺で山塊の下に3つのトンネル(JR上越線:清水トンネル、上越新幹線、関越高速)があり、 一ノ倉沢がある東側(地図の右側・群馬側)は氷河が削った急峻な絶壁になってます。
頂上から見る眺望は登った人だけへの天からのご褒美と言える。

2016年7月、頂上に立つ筆者
山稜西側はなだらかな勾配、尾根を歩くと万太郎山、仙の倉山、三国山と続き、はるか向こうには苗場山
頂上東側(写真右側)は絶壁が続く難所(一の倉沢)岩質は 風化が速く、割れ目が多く、滑りやすい蛇紋岩東側対面には白毛門1720m、日光白根山、尾瀬
トマの耳(1963m)から見た「一の倉沢」
資料映像: 麓から見た「一の倉沢」

*歳を重ねてからの 月3~4回の仲間との山行が楽しみで、ボケ防止と貯筋に努めております。