5月20日(土)、東京青山の青山学院大学アイヴィーホールで第8回ニチメン・シカゴ会が開催されました。
2020年春のコロナの感染拡大以降延期のご案内を重ね、その間にアイヴィーホールもコロナの影響もあり、これまでの会場の建物の閉鎖などがありましたが、今年に入り改修工事も終わり衣替えされたアイヴィーホールでの開催となりました。
今回は76名の方にご案内、関西など遠方よりのご参加6名、また前回に続きご夫婦での参加3組で最終30名出席の会となりました。その様子を当日の写真を含めて以下ご報告致します。
会は12時から藤井敬三さんの司会進行で、初めにこの四年間の物故者、亀田昭様、小橋雅寛様、嶋谷弘一様、辻井準一様、片岡脩様、松尾健様に対する黙祷が行われご逝去を悼みました。次に世話人代表として米田信一さんのご挨拶。一回目の赴任は1967年、アルカポネで怖いイメージの残るシカゴで、現地給与も安かったが(とはいえ当時の初任給の3倍)よく働き、当時はチャイナ商い(スーパーへの陶器販売)に助けられた。ゴルフも、空港に迎えに来られた杉本さん、田中さんにプロショップに連れて行かれ、クラブセットを有無を言わさず購入させられといった具合でよくやった。その後90年代に支店長で赴任時は、フォード向けの商売が米国ニチメンの中での稼ぎ頭で、ニューヨークの本部から決算時に大いに貢献を求められたといったお話など、往時の活力溢れるシカゴ支店のお話を頂きました。次に松井靖冶さん(名古屋物資から駐在、米田さんのお話にあったチャイナを欧米で拡販)が今回名古屋から第1回開催以来のご参加で、少し耳が遠いと言いながら、元気のよいご発声により乾杯。前回に続きご夫人の参加で、米田夫人より米田さんの挨拶中に”巻き“が入り笑いを誘うなど、和やかな第8回シカゴ会のスタートとなりました。

しばし歓談の時間をはさみスピーチコーナーが始まりました。神戸からの遠来で最高齢(88歳)の吉本邦晴さんより、既に鬼籍に入られた歴代のシカゴ支店長との親交について、また米田さんとは90年代当時シカゴとニューヨーク本部との関係で米国ニチメンとして大変助かったことなどご披露頂き、宝塚から遠来の渡邉康さんからは、毎年参加のお誘いの中(実は筆者の宝塚時代シカゴ帰りの渡邉さんご夫妻とも親交があり)、実現できなかったが、今年は久々に参加出来た、また次回も参加できるように、とのお話を頂きました。続いて初参加者として酒井俊行さん(参加最年少54歳)で、現在はソニー勤務、同様に初参加の関根和彦さんからは、ニチメンR&Dデトロイト出張所で、本日出席の小蒲さん、砂子さん等が上司で大変お世話になったことなど、お話頂きました。
次は御夫妻参加のスピーチコーナーで、第6回時は4組のご夫妻に登壇頂いて全員スピーチで大変盛り上がりましたが、第7回目からはご主人の介添えなしでとのご希望から今回もご夫人の参加者、米田夫人、安井夫人、藤井夫人に登壇頂き、自己紹介のスピーチを頂きました。藤井夫人からは、シカゴ赴任前のデュッセルドルフ駐在時に現地で2人のお子様を出産され、その際に池永さん(本日参加)、北野さんに大変お世話になったこと、その後シカゴでお世話になった安井さん、藤久保さんにもお会い出来たと、喜びのスピーチを頂きました。ご夫人方にとっては駐在ならではの家族ぐるみのお付き合いからの懐かしい再会の場となったようです。今後もより多くのご夫婦お揃いでのご参加を頂く事が出来ればと思ったところでした。

次に、実は遠来がもう1人と分かり、岩本真二さんから現状大阪単身赴任中のところ、奥様が大阪に来られる環境となったこと(大事な愛犬が亡くなったこともあり)元々出身の大阪人に戻りそう(何かハッピーでなさそうな)とのスピーチを、次に毎回ご出席頂いている広本昌也さん、司会者藤井さんのご指名で同期の浦野由紀夫さんから夫々駐在時の仕事関係の事などエピソードをご披露頂きました。今回は会場の関係で14時半までと時間のゆとりもあり、スピーチコーナーでは大勢の方々にスピーチを頂き、皆さんと楽しい時間を共有することが出来ました。

その後、歓談のあと、中締めは北野廣道さんで、大阪自動車出身で機械を担当されたことなどお話の後、元気よく一本で締めて頂きました。恒例の総括、次回のご案内では世話人代表の五月女穣さんより、今回奥様が足の具合で前日に出席回避されたこと、またご本人が医者からはあと4年は大丈夫と言われている(?)ので、今後4年間は参加できる見込みといつもながらウィットの効いたスピーチと、最後に次回令和6年5月25日開催のご案内、続いて若手世話人(60,70歳でも若手?)全員の顔見せ登壇を促され、受付及び写真を担当頂いた藤久保俊三さん、司会を担当頂いた藤井敬三さん、そして皆さんとの連絡役担当の筆者が一言ずつご挨拶。筆者からは世話人代表の田中長典さん(膝の具合で残念ながら今回欠席された)からのメッセージを前日にメール添付でお送りしていたので、そこに託された、引退後65歳からの10年、15年が人生でその人と奥様にとって一番充実した時間かもしれない、「それを意識頂く契機になればとの、84歳になっての思い」をお伝えし、最後に司会の藤井さんより閉会が宣され、恒例の二次会をご案内(同じアイヴィーホールの1階個室)しましたが、二次会には24名と大勢のご参加を頂き、お茶とお酒で1時間半超の二次会となり楽しい会を締めくくりました。

シカゴ会のメンバーは比較的若手が多くまだ現役として多方面で活躍中です。今回も出席の約三分の二が戦後生まれで、活力と元気を得られる会とも言われております。
今年も、そこに活力あふれるご夫人のご参加を頂き、華やぎのある会となりました。御夫妻で参加頂きました米田御夫妻、安井御夫妻、藤井御夫妻に紙面をお借りして改めて御礼申し上げます。

またシカゴ会は、シカゴ駐在のニチメン社員だけではなく、メーカーの駐在員でニチメン・シカゴに駐在されていた方、また第3回の会からシカゴ支店にゆかりのある方にも広くお声掛けして参加頂いております。次回は第9回となりますが、場所及び時間は以下の通り開催を予定しております。シカゴの駐在員のみならず、ゆかりのある方も是非奥様御同伴でご参加下さい。

第9回ニチメン・シカゴ会
日時:2024年5月25日(土曜日)11時半集合、12時開会
場所:東京青山 アイヴィーホール  3F シノノメ

シカゴ会連絡先:保科孝(oshina_t@ab.cyberhome.ne.jp)
携帯:090-9059-0043

後列:関根和彦、大島教義、小蒲智臣、米田夫人、渡辺康、伊東鉄真、山内直之、砂子和久
前列:影山雄司、松井靖冶、米田信一、吉本邦晴、五月女穰、廣本昌也、池永浩、北野廣道

後列:岩本真二、酒井俊行、藤久保俊三、藤井敬三、保科孝
前列:金井湧二、浦野由紀夫、日置光昭、安井修司、安井夫人、藤井夫人、鈴木淳一、嘉瀬正彦

世話人代表挨拶 米田信一

乾杯ご発声 松井靖冶

最高齢 吉本邦晴

遠来 渡辺康

初参加 酒井俊行

初参加 関根和彦

令夫人登壇

米田夫人

安井夫人

藤井夫人

遠来 岩本真二

廣本昌也

浦野由紀夫

中締め 北野廣道

世話人総括 五月女穰

司会 藤井敬三

筆者 保科孝